ブロックの圧縮用縦型プレス機

狭い場所対応用縦型プレス機

ブロックの圧縮率を85%迄達成できる設計!

トリットシャル(ドイツやスイス等の国々において床の防音性に使用されている)という低密度の防音シートの生成に加え、ある程度の断熱性を要求される場合(壁面の断熱性と防音性に適するEPSシート)、15 ÷ 20 kg/m³ (0.93 ÷ 1.24 lb/ft³ )以内に高密度のシートまで生成できるEPSブロックに弾性を付けるに適するプレス機である。

圧縮対象ブロックの寸法基準は、可変圧力を400メートルトン(仏トン)【441小トン】迄調整できる8.0 x 1.4 x 2.6 m (315 x 55 x 102 in)迄で、機械寸法に於いて常にブロック表面に最低限4 ÷ 5 kgf/cm² (57÷71 psi - lbf/in²)の圧力が掛かるようにされている。

圧縮速度は5 ÷ 20 mm/sec (0.197 ÷ 0.787 in/sec)以内に調整可能である
開放速度は10 ÷ 40 mm/sec (0.394 ÷ 1.575 in/sec)以内に調整可能である。

多様な圧縮レベルにおいて複数の圧縮プログラムは可能で、密度と材料の種類に関する圧縮サイクルに必要とする圧縮、開放速度を調整することにより仕上げ品の遮音性を狙い、最適化する。

最新及び先進な制御システム

  • レシピーによる工程管理
  • SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)搭載19インチのSiemens(シーメンス)製タッチパネル式産業パソコン及びWinCC環境で開発された監視制御ソフト
  • 顧客の生産管理用ERPソフトに一体化可能である。
  • リモコンによる遠隔対応可能

特徴

油圧式定比弁を活用する専用の4個のベーンポンプにより校正される油の注入を受ける可動式盤の4つの角に作用する4本の特別な高油圧シリンダー付き機械である。

可動式盤の平行性は4個のワイヤエンコーダーにより電子的に確認され、各シリンダーに注入する油量及び各シリンダーの速度を調整する洗練された油圧式定比システムにより平行性は許容範囲内に管理される。この先進な制御技術を活かし、機械は調整を必要とせず、効率良く圧縮できると共にブロックの密度の変動や高さと幅は機械が許容する最大の寸法より小さくても(高さは半分小さくても問題なし)メカ的な部分には悪影響なくて設備操作は安易で柔軟である。

この工程にて顧客の要求に沿い、プレス機にブロック積み込みと荷下ろし自動機の取り付けは可能である。

貯蔵にて冷やし、プレス機によりブロックの張力を解除し、切削加工時EPS板の変形を省ける。

次工程にて加工法に沿い、張力を解除するプレス動作を調整されている。

方向に関わらずブロックを圧縮できる柔軟性の機械製造が可能で、加工法に沿い、低圧縮される張力解除法(≤ 10 ÷ 12% compressions)に向いている。